高精細サーマルセンサー搭載 - FALCONシリーズ: あらゆる環境での高性能を提供
従来機OWLとFALCONの見え方の比較
FALCONの見え感を、従来機のOWLと比較した画像です。
上1列が通常倍率の比較、下1列が8倍デジタルズームの比較となります。8倍デジタルズームにした際の差は顕著となっています。
センサ解像度が 384x288 vs 640×512、温度分解能が <35mK vs <20mK と、フェアな比較では無いですが、それでもこの違いには圧巻です。
この機能向上により、探索対象の識別がグッと捗りそうですね。
黄色い丸の部分を計測
対象の時計までは約50m、FOVはOWL OH35が10.66°x 8.0°、FALCON FQ35が12.54°×10.05°。両機種、三脚に固定して撮影
LYNXPro,OWL,FALCON,GRYPHONサイズ比較
機器のサイズと重量は左から
LYNXPro LH25 サイズ:171x61x57mm 重量:310g / OWL OH35 サイズ:201.6x73.7x66mm 重量:500g / FALCON FQ35 サイズ:190.3x58.3x65.2mm 重量:505g / GRYPHON GQ35L サイズ:87.2x73.3x167.8mm 重量:510g
LYNXPro,OWL,FALCON,GRYPHONイメージ比較
センサ解像度は左上から、
LYNXPro LH25: 384x288 / OWL OH35: 384x288 / GRYPHON GQ35L: 640x512 / FALCON FQ35: 640x512となります。
温度分解能はFALCONのみ<20mKとなり、他3モデルは<35mKとなります。LYNXProやOWLに対し、センサ解像度が一段上がったGRYPHON GQ35Lは温度分布の階調が豊かになっています。さらにGRYPHONに対し、温度分解能が上がったFALCONは、より温度分布の階調が豊かになっているのが良くわかります。※対象はエアコンのボタン
化粧箱とその収納
ファルコンの化粧箱はこちらになります。
HIKMICROはモデルが新しくなるたびに、デザインがどんどん洗練されています。メーカーの勢いをとても感じます。
こちらを開けると、
このように綺麗に収まっています。美しい
収納場所が3か所(黄色の丸)に分けられており、本体や付属品が収納されています。
あまりの美しさに私は、左右の収納場所に気づかず、付属品が足りない!となってしまいました…。
真ん中のメイン部分を開けると、
こちらのキャリングケースが登場します。
本体や付属品について
キャリングケースを開けるとこのようになっています。
本体や付属品を、キレイに収められるようにそれぞれの大きさの部屋が出来ています。こちらの面は、本体、電池ケース2本、ポーチが入ります。
ここにもUXの向上を感じずにはいられません。
反対側はジップ付きのメッシュポケットとなり、新品時はUSBケーブルとクリーニングクロスが入っています。
キャリングケースの全体像はこちら。
真ん中に緩衝材となるクッションが入っています。
本体を取り出すと
サイズ感はこのようになります。
ハンドストラップの他に、ネックストラップが付属しており、シチュエーションにより使い分けることが出来ます。
バッテリー詳細
従来品のOWLは内蔵バッテリーでしたが、新製品のFALCONは18650リチウムイオン充電池1本を使用します。
この仕様は、お客様の声を反映させた旧モデルからの改善点となっています。
バッテリーの蓋にはロック機能がついていますので、安心設計になっています。
充電は付属の充電器とUSBケーブルを使用して行います。
購入時は予備の1本も付属し、計2本となります。その為、いざ!という時にも困りません。
データ転送について
付属のUSBケーブルにて本体とPCを繋ぎデータの転送も出来ます。
キャリングケースのカスタム
ハンドルのついたキャリングケースのサイドにはDカンが付いており、付属のショルダーストラップを使用して肩掛けにすることが出来ます。
ハンド、ショルダーと2通りの方法が選べるのは、とても助かりますね。
付属品一覧
付属品一覧はこちら。
本体、ポーチ、リストストラップ、ネックストラップ、USBケーブル、18650リチウムイオン充電池(2本)、充電器、キャリングケース、クリーニングクロス、クイックスタートガイド、取扱説明書兼保証書
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