サイトロンジャパンの「MAKSYGO60(マクシーゴー60)」。
人気の学習望遠鏡「MAKSY60」の架台に「ドブソニアン」式が採用され、
より観察のしやすさがUPしました。
今年の9月21日(火)は、「中秋の名月」です。
使用のちょっとしたコツと実際の見え感をご紹介しますので、
美しい満月の観測を楽しんだら、スマホで撮影してシェアしてみませんか?
2021年09月21日AM 8時55分~
「今年の中秋の名月は満月」と話題になっていますね。
中秋の名月が、「満月とは限らない」とご存じでしたか?
「旧暦の8月15日の月」を中秋の名月と呼ぶので、その日に満月とは限らないのでそうです。
9月21日AM 8時55分~が満月の瞬間です。
まだ月がのぼる前の時間ですね。
この日の月の出は、18:07頃~。
SIGHTRON MAKSYGO60
学習望遠鏡 マクシーゴー60
こちらを使用して、月を観てみましょう。
東南東、握りこぶし2つ分上の空
網目状であらわされた緯度経度は、ひとメモリが「10度」です。
地平線が0度、あたまの真上が90度。
握りこぶしを体の前にまっすぐ突き出して、
握りこぶしを2つ重ねたあたりに月がみえるはずです。
はじめてのかたは、、
明るい時間帯に、目標物を視野に入れる練習をしておくと、本番でスムーズに観測できます。
使い方はマクシー60と同じですので、こちらをご覧ください。
ここからは、マクシー60にはない、ファインダーについて使用のちょっとしたコツと見え感をご紹介します。
「ファインダー」の下準備
マクシー60とマクシーGO60との違いに、
「ファインダー」があります。
こちらを上手に使用するには、明るいうちに下準備が必要です。
手順①
まずは、接眼レンズを覗いて、
動かない遠くの対象を観ます。
(画像は、スマホアダプタ越しに肉眼で見た視界。)
視野のど真ん中に、目標物を定めましょう。
今回は矢印のこの電信柱にします。
こちらが接眼レンズを覗いた視界。
電信柱が視野のど真ん中になった状態で、手順②へ。
手順②
手順①の状態にしてから、手順②のファインダーを覗きます。
十字の線が入った視野です。
ど真ん中に見ていた電信柱が、十字の線がクロスしているところとずれています。
3か所あるネジをクルクル回して調整すると、
十字線が動きます。
電信柱を真ん中に合わせることができました。
これで準備完了です!
観測するときは、、、
準備の時と逆で、
②のファインダーを最初に覗いて月を十字の真ん中に合わせます。
すると、①の中に大きく拡大された月が見えています。
倍率が高いと視野が狭くなり、広い空の小さな天体を視界に入れるのは慣れていないと難しいかもしれません。
そんなとき、ファインダーをうまく使いこなせば、ずっと楽に天体を観測できるはずです。
月は大きいので見つけやすいですが、例えば「木星」や「土星」などの遠い天体を観測するときなどは、便利さを実感できるのではないでしょうか。
マクシーGO60は、焦点距離20mm(37.5倍)とさらに 10mm(75倍)のアイピースが付属しています。
(※マクシー60の付属は20mmアイピースのみ)
遠い星もより近く、観測することができますよ!
RECOMMENDED ITEM [1]
SIGHTRON MAKSY GO 60
サイトロン マクシーGO60 ポータブル学習天体望遠鏡キット RED/BLUE
天体望遠鏡の仕組みを触って学べる、本格派学習望遠鏡キットです。
架台には「ドブソニアン」式架台を採用。
直感的な操作が可能です。
小型ながら本格的な光学系を採用し、月面のクレーターや土星の環、木星の模様やガリレオ衛星なども観測可能。
スマートフォンアダプターが付属しているので、月面などの写真撮影を手軽に撮影できます。
大人の方の入門機としても十分な性能を備えている本製品で、気軽にお家の庭やベランダで「おうちで天体観測」をお楽しみください。
商品ページはこちら
RECOMMENDED ITEM [2]
SIGHTRON MAKSY60
サイトロン マクシー60 学習天体望遠鏡キット
小型・軽量で、お部屋の中でもコンパクトに収納でき、
インテリアにもおすすめのおしゃれなルックス。持ち運び簡単なので、
ベランダや庭先はもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンで手軽に観測が出来ます。
望遠鏡の中身が見えることで、
光がどのように反射してアイピースに向かうのか、仕組みが視覚的にわかります。
商品ページはこちら
SIGHTRON サイトロン
サイトロンは、1994年にアメリカで創設されたライフルスコープ類や双眼鏡の専門メーカー。
険しい山岳地帯の過酷な環境に数週間滞在するような、過酷な環境に耐えられる高い耐久性と優れた光学性能を持ったサイトロン製品は、
ハンティングの世界だけでなく、
天体観測や野鳥観察、林業、電力会社などの産業関係など幅広い分野で高く評価され、
現在ではアメリカだけでなく、
EU諸国、オーストラリア、日本など世界中で愛用されています。